ジャミラ!   -7ページ目

ビートなボクサーDub FXという男が恰好良い。

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このあいだ出会ったハンガリー人にススめられ、Youtubeで動画をみて知ったオーストラリア出身のヒューマンビートボクサーDub FX。こればっかりはもう御託を並べ立てるよりもまず見ていただきましょう。



その場で音を録音しながら再生してさらにそれに乗せて見事な音楽を作り上げるというアレ。KT TunstallもBlack Horse~のイントロでやってたことがあってかっけえな、と思った記憶がありますがこの人のそれは比じゃないほど全編に渡ってループ使ってます。

1:18のあのぶわわわーん!何あれどうやったら口から出るのあんな音。機械音を口から出せるなら機械なんていらないじゃない。エレクトロの定義がひっくり返っちゃうじゃない。チキン肌もの。



でそんな彼が昨年リリースしたスタジオアルバム「Everythinks are Ripple」収録のMade。世界各地でストリートライブをしながら何年も旅をしているそうです。でこの曲はオーストラリアにいた時に作ったもので、クラッピーな仕事をいくつもやっていて、もうこんなのやめて音楽で生きていこうと決めたんだけど、どうやっていいかわかんなかった、そんな思いを歌にしたのだとか。

そして驚いた。この曲も、1:18のところでびわわわ~んが鳴り響きます。その後の超低音にゾクゾクする。

I ain't gonna spend my time wondering why
I never made it
I ain't gonna spend my days thinking about why



こちらは音のみですが、歌詞にご注目いただきたい。めっさくさええ・・・。ちょっと感動しちまった。メロディもゆさぶられるゆれるゆれる

Youve got to be strong
Your story goes on and on
Even though our page is gone
Cos theirs a world out there
And even though it aint fair
Youve got to not be scared cos i swear
Ill always be true to you

強くならなきゃ
君の物語は続いてくんだ
僕たちのページは終わっちゃったとしても
だって外には世界がある
たとえその世界がフェアーじゃなくても
怖れちゃいけないよ
僕はいつだって君に対して誠実でいるからね

いやあ。かっこいいこの人ちょっくらヒースレジャーに似てなくもないよね同じ豪州出身つながりということで。アルバム卍でかっけえ。新しいヘッドフォンを購入して重低音を楽しめるようになったので、しばらくこいつをぶわわわーん。

パソコンのかっるいスピーカーできくのなら、ヘッドフォンしてぶんぶんできくのをお薦めいたします。

All The Lovers / Kylie Minogue エロエロいMV。

アフロディーテ(エクスペリエ/カイリー・ミノーグ

¥3,800
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カイリーたんが知らん間にアルバム出してました。んで1stシングルがこれ。All The Lovers。下着姿の男女が町のど真ん中で、文字通り黒山の人だかりとなってワッショイ盛り上がって、カイリーをワッショイしてたてまつりあげちゃうという。

でよく見ると、男×女だけじゃなくて、女×女、男×男が絡み合ってるのもいたりして、まさにAll The Loversで面白い。前々から思っていたのですが、カイリーの作品やライブに登場するモデル、かっけえね。女神カイリーたんとは気が合いそうです。

曲はエレクトリックですが、カイリーさんは昔っからダンスポップの人なので流行にのっかったというよりも、流行を昇華したといった具合で聞きやすいです。



でもってそういえば前にもこんな肉々しいビデオあったなと。Slow。このYoutubeのページのコメントみてわろた。「probably the gayest video without being directly gay :)」おそらく直接的なゲイ表現をしてない最もゲイなビデオだよね。て。「if any guy found this video hot then your gay」もし男でこのビデオに興奮したやつは間違いなくゲイだね。て。

ワシやん!!てね。

Enough's Enough / Jamie Lidell が結構すき

Compass


これまた二年ぶりのタワレコで試聴した際に知ったお一方。なかなかどうしてソウルフル。ちょっともっさいけど。ライブ映像をみてみましょう。



ジャケットがセンスありなのかなしなのか微妙なところです。続いて同曲のアンプラグド。ストリートでやっちまいましたバージョン。



うむ。うまいな歌。ソウルフル。若干顔がMaroon 5のアダム似。どっちももっさい。フジとかでライブ見たら楽しくなりそうな人ですな。

あ、これBECKがプロデューサーと作曲とボーカルで参加しとるんだって。そりゃすげえや。

Four Floors / Sunday Girlって誰。



事件は四階で起きた。のか。いかにも英国産なビデオとサウンドな輩Sunday Girl。道端ジェシカに見えなくもない女の子、かわいい。好青年刈りの男も結構かっこいい。

こんなやたらポップでちょっぴしメランコリックな曲を、ある男が調理しました。



マヤさん達と最近仲がよくないディプロでした。原曲の雰囲気を損なわずダブステップ(てそもそも何)風にアレンジしてクラブ映えしそうな仕上がりになっているんだかいないんだか。好きです。

ただ、オリジナルより再生回数多いのが皮肉というか、Sunday Girlの人達としては「え、もってかれた?」心中お察しいたします。

The Gameの新曲がM.I.A.って

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Gameには全く興味ないのでほとんど聴いたことないですが、ぬぬぬわんと彼のミックステープBrake Lightsに収録された新曲のタイトルが

M.I.A.

なんです。一体全体何について歌ってるのか不明ですが、エマイエーと連呼しています。氏曰く「このテープは真剣に、他のニガーのアルバムより良い。」んだそうです。

きいてみたところ、取り立てて面白みは感じませんが、それはボクがGameをきかなすぎるからでしょうか。ともあれ、エムアイエー。

話まるっと変わって、以前どこかでボク、「マヤさんが変なエレクトロブームにのっかったりオートチューン使いまくったりするはずないから、嫌いになることはない。」と発言していましたが、そういえば

もろエレクトロあんどオートチューン使いじゃないかM A Y A。

でもやっぱり嫌いになるどころかますますすきになっているオレ。たといエレクトロでも、オートチューンでも、あきらかに他の量産型アーティストとは一線を画しているから万事オウケイ。

海外メディアでは賛否両論だそうです。そんなの今に始まったことじゃないけれど。Arularが出たときもまわりの友達で「あのわけわからん語尾上がりのラップ、無理!」て人いらっさったし。

ただ、ディプロが「(自分がプロデュースしたのを除く)残りの曲はクソ(turd)だね」と発言したのはいただけませんな。大人気ないですな。

そんなこんなの七月半ば。梅雨明けない。チャリで銀行に行って金をおろして、100メートル先の郵便局に移動している間だけゲリラきました豪雨。

で郵便局で預け入れしている間に止んだ。雨男ってやっぱ実在するんです。「本当にあった!呪いのビデオ」以上に本当にいるんです。

実は子供番組で奇妙なダンスを教えていたマタンギさん



M.I.A. 「ハーイ子供たちー、M.I.A.だよー」

キッズ「ハーイ」

M.I.A.「ロンドンからこんにちはだよ。チュリース」

ホストのおっさん邪魔なので省略

M.I.A.「さあ立ち上がれい。ムーブワン、サンシャワーズ」

そう言って例のどすこいよれよれダンスを踊りだすマタンギさん・・・。

M.I.A.「できたー?」

とりあえず真似してみるキッズ

M.I.A.「ナンバートゥー。ゴキブリを踏んづけろの舞。こんな感じ。えい踏んづけろい!」

キッズ「ふんづ!!」

そして最後は

M.I.A.「覚えようとしなくていいから、とにかくでたらめ(random)に、でたらめにならんとして(wandom)踊りなさーい」

M.I.A.「あたしのことも聞かなくていいから、自分の踊りをやっちゃいなー。はいみんなワンダーム」

端からでたらめだったキッズがさらにでたらめに踊ったところで

M.I.A.「ピース。M.I.A.でした。ばいちゃ。」

終了ーーー。

以上、どすこいダンス、ゴキブリダンスとでたらめダンスをでたらめに教えてマヤさんでした。

『告白』波に乗り観に行ったらやはり良かったの巻

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オカンさんが映画一本タダで観られるポイントカードを恵んでくだすったので、踊ると迷いに迷った結果こちらを選択、昨日一人で観て参りました告白。

帰国前からずっと、あの中島哲也監督作品というのが一番の理由で観たかった上にサントラが豪華、役者さんも豪華、だもんで大ヒット、ますます観たいという悪循環だか良循環だかがぐるぐるしていたもんで、ようやく観られて幸せです。

そしてこの映画、原作より面白い。帰国して、帰宅するより前に立ち寄ったブックオフで三時間立ちっぱなして読みきった湊かなえさんの原作も丁寧でもちろん面白かったのですが、終盤、同じポイントを別角度から告白しているので少し退屈になってしまい飛ばしました。

んが、映画はむしろ終盤になるほど食い入る食い入る。さすがです中島監督。中谷美紀さんを泣かせるだけのことはある。映像がむさくそクールで面白い撮り方で、そこにまたくーるな音楽がのっかってるから目を離せない小便行けないポップコーン食べ切った。

松たか子さんの演技は言わずもがな、あえて言うなら最後の最後、ラストがウワー!女優でずね!と唸らせました。木村佳乃さんがああいう過保護な狂気の母親役をこなせるのにも驚いた。素晴らしい。それから少女A役の橋本愛さんという方がね可愛い。瑞々しい。でもってちょっとイカれた危うい女子中学生を見事に好演してらっさる。プロフィール拝見しましたら96年生まれてきいてちょっとよろけた。わしより干支ひとまわり下の子がもう今の時代活躍してるんだね・・・

監督の撮り方が巧いもんでこの子がますますかっこよく映ってましたな。肌ぴっちぴちやなー!

んでんで、サントラ。

告白 オリジナル・サウンドトラック/サントラ


Radioheadという巨大なバンドを筆頭に、相対性理論のやくしまるえつこさんや、その相対性理論とコラボCD出してた渋谷慶一郎さん、Coccoと共演してたCurly Girrafeなど才能あふれる方々がずらら。Borisというバンドは初めて耳にしました。

なかでも驚いたのがThe xx。こないだ二年ぶりに訪れたタワレコでたまたま試聴して、これいいなと気に入って最近ipodで聞いていたドラムレスバンドがこのサントラに入っとったんやもの。

エンドロール見るまで気付かんかった!ちょっと陰鬱な空気を醸し出しつつも、リラックスしながら聞けるような輩で。映画ではFantasyという曲が使われていましたが、アルバムではこっちのがすきです個人的に。



PVもショートムービー風味で見応えあるある。こちらの曲もいい。Heart Skipped A Beat



そんなわけで、中島さん監督作品をもれなく気に入りました今回も。

Born Free@David Letterman



米国リリース日にあわせてマヤさんがDavid Letterman Showに出演しましたボーンフリー。たしかこの番組はデビューした時にもチェリーさんと一緒に出てGalangかなんか歌ってましたよね。ご贔屓に。

そして見よクローンの数を。ちょっと怖い。

キーボードだかなんだかをやっているのは、この曲のサンプリング源ともなっているSuicideのMartin Rev氏だそうです。すごいねサンプリングしたら共演しちゃったのか。

今までも歌詞に盛り込んできたアーティストといろいろ共演してきてますしねTimbaland,Missy Elliott,T.I.,Beastiesとか。ふむ。

XXXOのPVまだかな~

/\/\/\Y/\を一通り聞いてやや落ち着きを取り戻しつつもまだ取り乱している現時点でのレポ

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1.The Message
キーボードのタイプ音からドゥクドゥクドゥン。headphoneからiphone、iphoneからinternet、internetからgoogle、googleからgovernmentにつながっちゃってるという、警鐘的なイントロで幕を開けますこの巨作。なんと、弟のSuguさんがプロデュースしてます。てっきりBlaqqstarかとラップの声と音の雰囲気から勝手に思ってました。たしか妹だか姉ちゃんはジュエリーデザイナーやったよな。

2.Steppin Up
電ノコでウイーンみたいな音普通なら不快以外の何ものでもないのにちっきしょーマヤさんが使うとかっこいいんだ。Basslines and ass anything fast,Humpin' on my leg Yo, I'm the fuckin' best.Making your money last,Hide it in the back,Sound of a bomb blast throw it in the bagつって。サビ。ゆのふあえーむ。ゴリゴリなこれはRuskoプロデュースだて。

3.XXXO
アルバムの中の一曲として聞くと、改めてこの曲が抜きん出てポップなのが見えますね。チェリーさんが歌うサビがここ二ヶ月近くループしっぱなしですよ。氏曰く「今の音楽業界に向けたラブレター」。PV完成が待ち遠しいのです。これはBlaqqstarとRusko仕事。

4.TEQKILLA
これむっさ気に入った!アガスティスティキイキイキウィイイイイ~と語尾上がりなのがツボ。I got sticky sticky ikky ikky wiiiiiiiidて要は息子にメロメロてことだねやっぱ母は皆同じですな。Laurin Hillも昔息子の曲歌ってたよねジャイアーンて。SwitchとRuskoプロデュース。ターザンみたいな声が密かに響いてる・・・

5.Lovalot
they told me this is free a country,and now i feels like a chicken factory.コントロールされた世の中を揶揄したような言葉から始まった。シャカラカラーン、シャカラカリー、シャカラカラカラカラッキーラッキーミー、とか完全にふざけたような歌詞なのにこれもまた彼女が口にすると美味い具合にリズムにのってしまうんだ。who's in townとhu jintaoのとことかもめっさアホみたいやのに悔しいやっぱりかっこいい。そしてそんななのに結構過激な歌詞。こちらもSwitch。

6.Story To Be Told
超ダブステップ音。Ruskoです。車内かもしくはヘッドホンで大音量にしてあまり何も考えずに聞いたりするとぶりんぶりんきそう。これまた変な女の声が全編を通して流れ続けるのに何故だろう嫌じゃない。

7.It Takes A Muscle
サンプリングというか完全にカバーですなこれ。一ヶ月前から原曲ばかり聞き通していたので歌詞は覚えちまってますが、うんそれでも新鮮。だってマヤさんが「歌」ってるんだもの。ちょっと前に試聴した感想で述べたように、レゲエをマヤさん風味にポップに昇華した感じがかなり楽しい。他の収録曲の切迫した雰囲気はないのでリラックスしてきけちゃうとかきけちゃわないとか。
(ちなみに原曲はコチラ)

8.It Iz What It Iz
KALAでいうところのThe Turn的なにおいがするから最初はあんまりかな~とか思って何度か聞いたらサビのToday AA AA AAAはやっぱり微妙だけれど他の部分がクセになる。i got effected but i effect a lot moreだって。あなたがボクに及ぼした影響なんて計り知れませんよ。

9.Born Free
物議かもしまくった例の曲。アルバムで通してきくとね、前のIt Iz What It Izのアウトロに女の子の声がきゃぴきゃぴ入ってて、そこからいきなりこれに変わるんですよ。それがまるで平穏な日常に突然押し入ってきたあのビデオの軍人みたいでこれまた衝撃的。


10.Meds And Feds
Sleigh BellsのTreatsを使ってメンバーのDerekと作ったんやて。轟々と鳴り響くギターがもろSleigh Bellsで。I just keep it down連呼。Born Freeの流れを経てこの曲やから余計に轟きます。

11.Tell Me Why
これまたXXXOなみにポップ。Alabama Sacred Harp SingersというゴスペルグループだかなんだかのThe Last Words of Copernicusをバックに使っているようですふろむうぃきぺでぃあ。Diploプロデュース。いやあ、ポップやねえ。好き好きこんなん。

12.Space
そもそもこの曲からおっぱじまったんだよマヤさんの三作目リリースは。There's a space for all dat i seeてタイトルやったけど、単にSpaceになっちまったね。ずっとYoutubeの音質で聞いてたからCDの良質で聞くと、いいね。こちらRusko。低音が心地よくぼんぼんと流れるのでゆらゆらしながらクラブで聞きたい。

13.Internet Connection
これはもう超Blaqqstarぽいと思ったらその通りでした。チアリーダーみたいで面白いこれ。this shit is bananasって歌うグウェンたんを彷彿させなくもない感じ。今回の大半の曲ほどエレクトロエレクトロしてないのでちょっと懐かしささえ覚えてしまうまうす。Fonejackerというドラマから一部サンプリングしてるんだて。主演のKayvan Novakさんはイラン系イギリス人だて。はいウィキ。

14.Illygirl
なんかイントロスーファミの対戦BGMみたい。これまたBlaqqstar。fuck you all~。

15.Believer
Switchだ。KALAのエスニック感まだあったぜ!みたいな。ほっとしますこれはこれで。サビはBlaqqstarが歌ってます。何ともいえない声で。I didnt choose the music but the music chose me.こんなこと言ってみたい。

16.Caps Lock
海外の通常盤はSpaceが最後の曲なんだけども、日本盤及びデラックス盤はこのCaps Lockで巨作を〆。え!アーバン大都会のマンションとかでさ熱帯魚とか飼ってるアーバンな人の部屋に連れられて深夜に一人ぼっちにされたような、若干の切なさを残して去っていかれるような気がして、このやり場のない切なさどうすりゃええん!?でもっかい最初から聞きはじめるんです。これも計算済みなのか?Blaqqstarで〆。静かな、しかしゆるぎない決意のようなものをオカン・マヤ、として歌われているような気になりますだ。


愛も変わらずぐでゅんぐでょんなレポだよね。ともあれありがとうマタンギさん。あなたのおかげで今日も私は幸せです。

心臓震えたとるものもとりあえぬ速報

$ジャミラ!  


やっときた・・・!!!!

あーーーーーーー!!!!!!

レポ後ほど今は冷静さを欠いてとても書いていられない

I got sticky sticky ikky ikky miaaaaaaaa