腑抜けども、悲しみの愛を見せろい
まずこのタイトルに惹かれまして手にとりまして
うーんどうしょかな借りよかなどうしょかな
と悩み続けてようやく借りました
うひひ
自分は特別だと勘違いしている女優スミコ
そんな姉の面白さにいち早く気付きホラー漫画にしたら新人賞受賞しちゃって
それが知れ渡って姉に八つ当たりされ続ける妹。
スミコと肉体関係を結びある約束をしてしまった血のつながりのない兄
気がつけば三十代にさしかかっていた処女の兄嫁待子。
両親は事故死。
こういう悲惨ともなんともいえない状況を淡々とテンポよく描写してゆくのがみやすかった。
サトエリさんの「勘違い女優」っぷりがよい。
あとは永作博美さん。この人いっつもいい味しゅんでます。謎の手作り人形量産しながら。
主題歌のちゃっともんちも良かった。
ほほう、これもともと原作者の方主宰の舞台やったんですねえ。
監督はこれが初の長編ふむふむ。
吉田大八さんよしよし。
ウィキったらば、そんな吉田監督の最新作
パーマネント野ばら
てのが菅野美穂さん主演であったそうですしかも原作西原理恵子さん。
こりゃ観たい。
ともかく、何がいいって
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
タイトルがいいやね。