純喫茶磯辺。おいにいコーヒー
また六本も借りてきちゃっただって田舎はやることないでしょだからねみんなビデオ借りるでしょ
そしたら価格競争始まるでしょツタヤもゲオも50円でしょ最高じゃんか
はい純喫茶磯辺。宮迫主演。娘役の仲りいさという子、帰国して初めてしった女優の一人で
大して興味もなかったのだけれど、ずっと仲居りさって呼んでいたんだけれど
この映画みてなかなかやるやんさ、思いました。
パジャマで風呂上りスッピンでチャリんこ乗っとるのがサマになるっていいよね。
で、物語は、死んだじいちゃんの遺産を元手に、土木作業員で地道に働いていたオトンが
喫茶店でもやってみたお話。
バイトで雇った麻生久美子さん扮するモッコに惚れちゃって
そういうのを見てなんとも言えずイヤな気な娘
離婚した元妻(濱田マリでした)、オカンのところへ行っても、
こっちはこっちでやってんだから、あんたもうまくやんな、と言われ
言われるんだけれども決してその言い方が突き放したようなものでなく
切ないような(だって母ちゃんいまだに独り身)、やるせないような風味を帯びていたりして
いよいよオトンはモッコに求婚、というところで娘キレる。
あたしって、本当ダメな女だから。例えば、セクハラしてくるお客さんの親父と
やっちゃったんです。はい、やっちゃったんです。
チーーーーーーーーン。オトンチーーーーーーーーーン。
いろいろあってモッコはバイトをやめて実家へ帰る。その晩・・・
飛行機の出発まであと一時間・・・オトン激チャリ走り出す・・・
終わり方が結構好みでした。ありきたりなハッピーエンドでも、こういう
ライトな映画なら嫌な気はしないのですが、うん、よかったねえ。
現実的といえばそうだけれど、しっくり来る、これはこれでハッピーじゃんな終わり方。
頼りないオトンに見えるけど、ところどころ娘への愛情が垣間見えて、こしょばかったです。
そして十年ほど前に「赤影」をみた時から、うすうす感じてはいたけれど
好きな映画にしばしば現れる度にひしひし感じてはいたけれど
麻生久美子さんが好きです。
きちんと作品を選んで考えて出演している気がして好きです。もふもふ